音楽という自身のあまり詳しくないことについて
自説を弄するのは、些か愚行であり、若干憚られることなのですが、
一寸想うところがあるので、少し話させて頂きたく思う。
話題に上る音楽の種類が好きな方には、一抹の不快感を与えることになると思うが、
「黙ってろカス!」とか「素人がほざくな!」とか罵詈雑言はおやめください。

RAPというジャンルについて。
音楽が他人に何かを伝えるモノだとしたら、
伝える手段として一番直接的でわかりやすいものとはやはり言葉といえるでしょう。
それを使った音楽は人を感動させるのに時として十分すぎる効果をもたらす。
わざわざ小説とかの長い文章を用いなくても。
しかしながら
RAPというジャンルは伝えるという行為において効果的なのだろうか?
散文的文章の羅列に、つかみ所のないリズム。
早口で聞き取り難い上に、ちゃらけた仕草と光の交錯。
歌詞だけ抜き取って、成文化すればそれはそれはすばらしいモノだとしても、
ちゃんと伝えられなそれは意味を成さないのではないだろうか。
そしてそれをありがたがる現代の若者文化にも少々嫌気がさす。
自分が右翼的だなんて重々承知である。
ただなんとなく、本質を見失ってる気がしたんだ。それだけ。