今日は1日で、1000円で映画が見れたので、
一人で蟲師見に行ってきました。
思いの外カプールが居ましたけれども、
そんなもの屁とも思わず見てきました。


ネタバレ注意
全体としては、成る程、と思いました。
あの世界が、現代のパラレルワールドなら、
映画版もまた、原作のパラレルワールドという気がしました。
まぁ映画でも何でも原作があるモノはだいたいそういう事になるのでしょうがね。
道具は全て同じなんです。
リャンペーコーと見るかチートイツと見るかみたいなモンです。


役者としては、
オダギリジョーはもっと飄々としててもいいかな。
ギンコはそこまで俯いていないし、まじめっぽい顔もしていないのです。
淡幽はまぁ淡幽らしかったのだけど(肘掛けに体を預けてるところとか特にね)
それ故に淡幽らしくないところが目立っちゃったかも。
ぬい はどうなっちゃったんでしょうねぇ?どうしてああなったか理解不能ですねぇ。
イメージはいいんですけど、声だけの部分はちょっとつらいかも。
子役は何人か出てくるのですが、所詮は子供ですね。
大スクリーンで見るには俺好みじゃなかった。
阿吽は俺のイメージより蟲っぽくなかった。透けてないなんて!
虹郎がこんなに出てくるとはねぇ、叫ばなくていいっての。

出演者にはもっと原作を読んでほしかった。
音楽作る人にはアニメの方を見てほしかった。楽器くらい似せてもいいかと。
原作知ってるとより楽しめる。逆に映画から入るのは難しいかも。
蟲師的な世界観、間の取り方、表面的でない脈動感が欲しかったかな。
空気が違った。


結構愚痴ってるけど、悪くはない。ああいうのもあり。って感じ。
そんな感じ。