先のid:onemのコメントへのレスという意味も込めて。


確かにネギま!世代と今の世代との違いは決定的だと思う。
そしてその原因は、何を見て育ったかだと思う。
俺は確かにネギまからだった。2005年の話だ。
そこで高校に上がり、オタク的集合に加わっていき
一番そういう話に敏感だったのが06,07年くらい。
その後安定していって、今に至る。
その間テレビでは秋葉原がしきりに取り上げられたり、
youtubeやニコニコが流行っていた。


一方、ハルヒから入ってきた世代があると思う。
実際にはハルヒの放送が終わり、その影響が一般社会、ネット社会に現れてきた頃
と言った方が正確だろうか。
これはちょうど、上記のようにメディアがオタクの存在を世に知らしめ、
認知度が上がり、オタクの敷居が下がった時期だと記憶している。
ここから入った連中が今、一番オタクを楽しんでいるのではないか。


ちょっと話がそれるが、
上の2つの世代での「面白そうなモノ」を探すアプローチを考えてみた。
端的な話、ニコニコ以前はとりあえずネットを徘徊し、
ハイパーリンク伝いに面白そうな情報に手を伸ばしていっていたと思う。
そしてニコニコが現れ、このアプローチは
ニコニコで流行っているモノが面白そうだ。
に変わったと思う。とりあえずニコニコ繋いどきゃいいか。みたいな。
こうして、誰かが言っていたみたいに、ニコニコ教が形成されていったのではないかな、と。


そして興味深いことに、というよりむしろ必然的に、
ニコニコ教徒はハルヒ世代で形成されており、彼らは一様に京アニを崇めているのだ。
その京アニが下々の民草にけいおんというアニメを与えることによって
ニコニコ教徒ならびにハルヒ世代は歓喜し、踊るのだ。


そこで俺は、どちらの集合(ほとんど同値だが)にも所属していない
それではこの宗教的祝祭を感知し、波に乗り切れるわけがない!


以上ネギま!世代の俺がこのビッグウェーブに乗り切れないことの証明でした。